車庫証明

大阪で車庫証明の申請を考えている方に役立つエントリー

新しい車や中古車を購入した時などに行う手続きに、車庫証明の申請があります。

今回は、大阪で車庫証明の申請を考えている方に役立つことを書いていきます。

大阪で車庫証明の手続きを検討している方の参考になれば幸いです。

車庫証明にかかる費用については、以下の記事で考えています。
車庫証明にかかる費用について考えてみました。

車庫証明とは?


そもそも車庫証明とは、正式名称を「自動車保管場所証明」と言います。

一般的には、車庫証明と言われているので、ここでは車庫証明という言葉で話を進めていきます。

この車庫証明は、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」が根拠法として存在し、目的は大きく2つであると考えられます。

1、自動車の保有者等に自動車の保管場所を確保し、道路を自動車の保管場所として使用しないように義務付けること。

2、自動車の中佐に関する規制を強化することにより、道路使用の適正化、道路における危険防止及び道路交通の円滑化を図ること。

上記の内容を目的としています。

車庫証明の手続きはどこでする?


車庫証明は警察署で手続きを行う必要があります。

この警察署とは、「車の駐車場を管轄する警察署」で行う必要があるので、間違えないように注意が必要です。

例えば、大阪で考えると、
駐車場が「大阪市中央区」にある場合は、東警察署交通課交通総務係が管轄になります。

また、警察署の受付時間
平日の午前9時から午後5時45分までとなっていますので、時間には気をつける必要があります。
当然、土曜日、日曜日、祝日、年末年始などは受け付けていませんので、気をつけてください。

大阪市内の警察署一覧は、大阪府警のホームページで掲載されていますので、以下に載せておきます。↓
大阪市内の警察署

駐車場を確保すること


車庫証明の手続きを行うためには、必ず駐車場を確保することが必要になります。

駐車場(保管場所)としてみなされるためには、以下の条件をクリアしておくことが求められます。

駐車場の要件

・自動車の使用の本拠の位置から2㎞以内(直線距離)の場所であること
・道路から支障なく出入りができ、かつ、自動車の全体を収容できること
・自動車の保有者が、自動車の保管場所として使用する権限を有すること

上記条件を満たしておくことが必要になりますので、注意が必要です。

車庫証明がもらえるまでの期間は?

車庫証明は、審査の標準処理期間は7日とされていますので、警察署に車庫証明の申請手続きを行ってから、概ね1週間程度で交付されることが多いです。

ただし、この標準処理期間には、行政庁の休日は含まないとされていますので、土日祝などを挟む場合は、1週間を超える場合もありますので、知っておく必要があります。

車庫証明の申請に必要な書類は?


車庫証明の申請に必要な書類は、警察署で入手することができます。

必要な書類としては、
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所使用権限疎明書面(駐車場が自己所有の場合)又は、保管場所使用承諾書(駐車場が賃貸の場合)
・保管場所の所在図・配置図

などの書類が必要になります。

車庫証明の申請手数料は?


大阪の場合は、警察署に合計2,700円の手数料を支払うことになります。

この2,700円の内訳は、車庫証明申請時に、2,200円を大阪府証紙で支払い、その後、車庫証明を受け取る時に、残りの500円を大阪府証紙で支払うことになります。

大阪府証紙は警察署で購入することができるので、申請する時に準備しても問題ありません。

車庫証明の申請手続きの流れは?


車庫証明の申請手続きの流れは、大まかに以下のようになります。

1,申請書類の作成

まずは、上述した書類を作成するところから始めます。
書類が足りない場合などは、警察署で受理されないこともありますので、申請前にしっかりと確認することが必要です。

2,管轄の警察署に申請

書類の内容に不備がなければ、受理してもらえます。
その後、警察署で審査や現地調査等が行われます。
上述した通り、標準処理期間は7日となっています。

3,車庫証明の交付

書類等に不備がなければ、申請した時に指定された日程以降で車庫証明を受け取ることができます。

車庫証明の受け取りの際に押印を求められることもありますので、認印を持参することを忘れないように注意してください。

まとめ


今回は、大阪で車庫証明の申請をする時に役立つことを考えてきました。

車庫証明は、忙しい方にとっては、時間も労力もかかる作業になります。

このような業務も行政書士事務所等の法務の専門家が行っていますので、一度相談してみることも選択肢の一つとしてオススメです。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

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